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Wed 12 Jan 2005

ウエミ、マサ、ヤマセ、ボンバー。

日本代表ニュース

東京VがC大阪・上村の獲得を発表
東京Vは本日、C大阪DF上村健一(30)を獲得したと発表した。


浦和が仙台・西谷獲得へ
浦和が仙台から戦力外通告を受けたMF西谷正也(26)を獲得すると報じられている。


横浜FMが浦和・山瀬の獲得に自信
横浜FMの小山哲司GMが浦和MF山瀬功治(23)の獲得に自信を見せている模様。(日刊スポーツ)

浦和・山瀬が18日に移籍リスト掲載へ
浦和MF山瀬功治が18日に移籍リストに掲載する可能性が高まっている模様。(スポーツ報知)


横浜FM・中沢が将来の海外移籍を希望
横浜FMのDF中沢佑二が11日、代理人の田辺伸明氏に将来の海外移籍の希望を伝えていることを明らかにした。




 まだまだ移籍話は尽きないようで、ざっと見ただけでもこれだけ有りました。ウエミーの移籍は正直ホッとしています。セレッソではスイーパー役に四苦八苦したりしていましたが、年齢的にもまだまだやれるプレーヤー。

ウエミー


 ヴェルディは比較的CBタイプが少なめな上に若い選手が多いので、経験を生かしていけばかなり重宝されるかも。


 マサの浦和話はまだ噂段階なのでなんとも言えませんし、三都主、平川がいるのにまだ左サイドとりますかって話しなんですが、もし本当ならいい話だと思いますよ。

 神戸、仙台では随分くすぶっていたようなので、イケイケどんどんの浦和サッカーに馴染んで、また凶悪ドリブルを見せてほしいです。セレッソ戦以外で。


 後の二件は何れも今一番身に危険を感じているであろう代理人田辺伸明氏がらみのお話。山瀬移籍なんて浦和サポーターは絶対許せないだろうし、その上マリサポ(特にますたろう氏など)まで敵にまわすとなると関東では住めないような…。


 本当は移籍なんてサポーターが思っているよりドライな感覚なのかも知れませんけれど、やっぱり日本人ってまだそんなふうに徹しきれないところが有りますよね。この季節は喜んだり悲しんだり、意外に忙しいです。


posted by 西中島南方 at 12:48 | Comment(2) | TrackBack(1) | その他サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Tue 11 Jan 2005

みんなおかしいよ!!

 さて、祝日も終わり、今日こそ新聞買いあさるで〜(布部風)と意気込んでいたのですが。関西で大久保が一面だったスポーツ新聞


僅か2誌!!

(ニッカンとサンスポ)


これだけかい!!


 あのさあ、つい二ヶ月前まで長居のピッチにいた男だよ。日本代表の明日を担う希望の光なんだよ。いわば九州生まれ関西育ちの地元の英雄でしょ。

 そいつが地球の反対側の、世界で一番レベルが高いってリーグで、初出場初アシスト初ゴールあげたんだよ。もっとデカデカと紙面さいてもいいんじゃないかなぁ。


 ちなみに報知は相変わらずの巨人ワッショイ、デイリーは阪神ワッショイ。先日のデイリーなど「甲子園にイノシシが出た!」が一面でしたよ…。大久保の活躍はイノシシよりも下なのか…。


 ああ、報知といえばすさまじくむかついた記事があったので転載。

Yahoo!Sports(報知)

大久保伝説幕開け!4紙が1面報道 先発1ゴール1アシスト衝撃デビュー

(前略)

 休暇先のブラジルから16日来日予定のジーコ監督とは、17日開始の宮崎合宿中に会談を持つ予定の田嶋氏だが、わずか登録18選手という狭き門の最終予選初戦への大久保招集には前向き。A代表ではいまだ無得点だが、1得点1アシストというスペイン衝撃デビューの効果はてきめんだった。「自分が育てたという自負がある」と、2年前に大久保をA代表に引き上げているジーコ監督にはうれしいまな弟子の大爆発。最終予選のキーマンになりそうだ。






「自分が育てたという自負がある」と、

2年前に大久保をA代表に引き上げている

ジーコ監督にはうれしい

まな弟子の大爆発。








ジーコ監督にはうれしい。


まな弟子の大爆発。






 あのな、アルツール・アントゥネス・コインブラさんよ。



大久保を育てたのは



お前じゃないからな。



それが証拠に

4410tvより

でも、今日この結果を残せたのは、今まで出会ってきた人たちのおかげだと思う。
小学生のときからサッカーを始めて、中学、高校、セレッソ大阪と
今まで出会って来た全ての人に感謝したい。


今日の結果に満足せず、次節そしてその次とこれからももっと頑張ります。


お前の名など



どこにもないだろ。





posted by 西中島南方 at 13:49 | Comment(7) | TrackBack(4) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

また大阪か!!

 今朝のテレビをみているとアナウンサーが「大久保デビュー戦ゴール」って新聞を持っていたので、

「よーし、新聞買いあさっちゃる!!」

 なんて意気込んでいたのですが、


どこにも新聞が売っていない!



 考えてみたら成人の日だもんね。休刊日だもんね。でも一誌だけ大久保一面の新聞が!!それは



大スポ!!



これだけ…。



 うん、ちょっと悲しかったけれど、大スポにしてはめっちゃがんばった記事でした。あとweb板の各誌の記事を。

スポーツ報知 大久保 ゴール!衝撃先発デビュー

スポーツナビ 貴重な勝ち点1もたらす 大久保、2得点に絡む活躍

SANSPO.COM 大久保鮮烈デビュー! 1G1Aマジョルカに躍った!!

デイリースポーツ 大久保がデビュー戦でゴール

スポニチアネックス 初ゴール決めた!大久保鮮烈デビュー

nikkansports.com 大久保、初得点「ヘディングは予想外」

ニッカンスポーツ なにわWEB 大久保、スペインデビュー戦歴史的ゴール

 さすが各誌とも大きく扱ってます。でも前半の傷は思っていたより深刻な様子。

スポーツナビ

大久保、次戦は欠場 ひざ打撲で全治10日

 サッカーのスペイン1部リーグ、マジョルカの日本代表FW大久保嘉人は10日、前日のデビュー戦で痛めた右ひざが悪化したため、16日のベティス戦を欠場することを決めた。


 まあ先々の事をかんがえれば、無理をするより休んだ方がいいでしょう。毎週こんな騒ぎだったら体が持ちません(^_^:)



posted by 西中島南方 at 01:02 | Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Mon 10 Jan 2005

みんな嘉人に恋してる!!



キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

GOAL!

GOAL!!

GOAL!!!

GOAL!!!!

GOAL!!!!!

GOAL!!!!!!



 中継が観れないくせにずっと起きてました。今日は何かが有るような気がして。2ちゃんでとりあえずスペインのネットラジオのアドレスを発見。何とか繋いでみたんですが、アナウンサーと解説のスペイン語が早口で声もでかくてうるさい。スコアはこっちで確認。でも点が入らないと詳細がわからない。

 それでも我慢して耳をすませ、スコアを睨んでいたかいが有りました。1ゴール1アシストでチームの引き分けに貢献。スタメンで出てくれただけでも有り難いのに。その上この活躍ですか!!スゲーッ!!!!


 しかもそのシーンの動画まで発見!早速見ましたよ、嘉人の初ゴール!

どうだ!!


嘉人初ゴール動画(クリック!)



 しかしスペインのラジオを聴きながら中国語の動画を見るというのも、なんだか不思議な感じです。つい最近まで、手を伸ばせば触れそうな距離にいたっていうのに、一気に世界の嘉人になってしまいましたね。

 これで本当にマジョルカの一員になれたのではないでしょうか。通訳さんともめっちゃ仲良しみたいだし、早くも順応ってかんじですかぁ!?

 よーし、明日はスポーツニュースを徹底的に見まくってやるぞ!!うらーっ!!!(夜中なのでちょっと頭おかしいモードです、スマソ)


追記

詳しいスタッツはこちらです。



posted by 西中島南方 at 03:55 | Comment(7) | TrackBack(18) | マジョルカの嘉人さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Sun 09 Jan 2005

ジェフはカルタゴ?ジュビロはローマ?

 もう少し、市原と磐田の話をさせて下さい。私が何故これほど市原に肩入れをするのか。山本監督のビジョンを嫌悪しているのか。


 セレサポなら、何度と無く繰り返されてきた選手放出の歴史をご存知でしょう。このブログでも取り上げた事がありますが、セレッソはファンセ、ノ・ジュンユンら、本当に無くてはならない選手を、理解できない理由で何度も手放してきました。

 その度にその穴埋めに奔走せねばならず、チーム強化どころか現有戦力の保持で手一杯、という状態になる事もしばしば。J2落ちすら経験しました。

 正直なところ、私自身、そんな事が起こるたび「あまりお金のあるクラブではないし、仕方ないか」という、諦めというか無力感というか、そんな気持ちでいました。


 でも同じように困窮するチーム事情を乗り越え、強豪を押しのけて上位に食い込む球団が現れました。オシム監督が率いる、ジェフ市原です。

JEF


 それまでのジェフといえば、毎年降格争いに顔を出す、ある意味セレッソよりもひどいチームでした。城、下川など主力を手放す事も度々ありました。

 しかし、オシム監督が就任後、ジェフは劇的な変化を遂げます。鍛え上げたタフなメンタルとフィジカルを基本に、生え抜き中心のチーム編成ながら、03年1stステージを3位、2ndでも2位と健闘。04年はエースのチェ・ヨンスを失い1stこそ7位に終わりますが、2ndは2位と好成績を残しました。

「潤沢な資金が無ければ強いチームは作れない」

「選手層の薄いチームは続けて好成績を残せない」


 そんな「当たり前」を、ジェフは覆してみせたのです。


 それは私にとっても嬉しい事でした。チームを信じ、サポートし続けていれば、セレッソだって強くなれるかもしれない。それも、何年も「強豪」といわれ続けるようなチームに。


 ですがこの希望の光に陰りが見え始めました。それが今回の村井選手の移籍騒動です。

 確かに欧州では、ビッグクラブが資金が、潤沢でないチームから良い選手を獲得、補強するという事は、ごく当たり前のように行われています。小さなチームは良い選手を育て、彼らをビッグクラブに高額で売る事で運営を維持しています。

「それが当たり前。資金の有るチーム、強いチームに移籍する事は選手にとってもいいことじゃないか」

 そういわれる方もいるでしょう。でも、それではあまりに夢が無さ過ぎる。


 主力の高年齢化と世代交代の失敗によりチーム力が年々衰退していくジュビロ。そのジュビロを救うべく監督に就任した山本氏。就任当初、彼は名門ジュビロの復活を謳います。

 私はその時、かつてジュビロが強豪へと上り詰めた時と同じように、今いる選手を成長させる事で、その目的を果すものと思っていました。実際それを匂わせるような発言もしていましたし。


 ですが彼が選択したチーム再建策は、潤沢な資金にものをいわせた選手補強でした。チェ・ヨンス、川口をチームに呼び寄せ、さらにその手は村井へ。噂では同じくジェフの茶野も獲得に動いているとの事。

 もし山本監督が、自分自身の選手育成能力に自信が有るのなら、こんなマネはしないでしょう。磐田にも数多くの素晴らしい「原石」が沢山有りますから。

 それらを磨こうともせず、他チームの足元を見た補強を推し進め、「既製品」を集めただけのチームが、はたして「光り輝く」チームと呼べるでしょうか。少なくとも私の目には、ガラス玉程度にしか見えません。


 このような補強は、二つの悲劇を生みます。移籍されたチームのサポーターは、わが身を切られるような想いでしょう。また移籍選手でポジションが埋まっていく事で、若手への世代移行は、より困難なものになっていきます。

 移籍した選手が衰えたところで、その穴を埋める選手が育っている可能性は僅か。また他のチームから選手を獲得していかなくてはいけないでしょう。そうしてどんどん「原石」達が放置されていくのです。


 山本監督には今一度、チームの若手達に目を向けてほしいと思っています。素晴らしい才能を持った選手が、磐田には沢山います。彼らと共にチームを育てていくのか、金にまみれた勝利を追い求めるのか。あなた自身の監督としての能力が、問われているのです。



posted by 西中島南方 at 22:11 | Comment(6) | TrackBack(3) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

テルアキに告ぐ。−背番号論−

 どうやら大久保がつけていた背番号10は黒部がつけるようです(黒部と呼び捨てにする事にまだ違和感を感じるのですが、きっとゴールを決めてくれるまで消えないのでしょうね。サンガサポスンマセン)

メガネ黒部
 

黒部選手のコメント

自分の中で日本代表を意識して考えた時に、やはりJ1の舞台で戦わなければという気持ちが強くなっていたところ、西村GMから声を掛けていただいて、どのチームよりも一番僕を欲しい、必要だと言ってくれた事が決め手でした。
やるからにはチームが優勝できるように、一員として頑張りたいと思います。


 以前も背番号について「逆永久欠番希望。」という記事を書きましたが、セレッソの背番号には、一つ一つに10年間築かれてきた意味があるんです。


例えば6なら、ユン・ジョンファン。クレバーなテクニシャン。

例えば8なら、モリシ。労をいとわぬチームのダイナモ。

例えば9なら、若き日のアキ。恐れを知らぬアタッカー。



 そして背番号10は、10番は、揺ぎ無い攻撃の核。マルキーニョスマノエルノ・ジョンユン、そして嘉人。実力が有るだけでなく、サポーターの心を掴むことの出来る選手がつける、特別な番号。

廬 廷潤


 黒部と西村GMの間には、京都時代からの確執が有るという事を聞きました。ですから移籍が決まった際には、背番号は18かと思っていました。ファンセがつけた、助っ人ストライカーの番号。

 しかし、用意された番号は10。黒部は西村GMがどうしてこの背番号10を自分に託したのか、その真意をわかっているでしょうか。西村GMはエースとしてだけではなく、チームの顔になるようにと、この番号を設えたのです。助っ人ではなく、大黒柱になってほしいのです。普通レンタル移籍の選手がつけられる番号では有りません。

 二人の間には、本当は確執など無いのではないでしょうか。西村GMが黒部にかける期待は半端なものではないです。


 この期待に応えるのは、並大抵の事ではありません。ゴールだけではなく、サポーターの心まで奪わなくてはいけないのですから。

 ストイックな性格ということですから、ちょっと大変かもしれませんけれど、そのあたりはモリシの半分くらいで大丈夫です、がんばって!


posted by 西中島南方 at 12:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Sat 08 Jan 2005

経営者にモノ申す。

 天下のサポティスタさんのところから面白いコラムを拾ってきました。

日本刷新会議 : 第6回 「愛媛FC“落選”の真相」<前編>

 タイトルのとおり、愛媛FCの事がメインの記事なんですが、何故草津がJ2入りできて、愛媛FCができなかったのか。という話題がとても目につきました。以下一部抜粋。

草津の場合は、そういったクラブの体制面を背水の陣で取り組んできました。36歳の若社長は精力的に多方面に動き回り、スポーツ界のエリート街道を歩んできた元三菱の大西ゼネラルマネジャーはいろんな戦略を立てコントロールしました。現場にもJリーグの指導経験もある植木監督を迎え、必勝体制で臨みました。今年昇格できなければ解散か、というぐらい草津は必死でクラブの強化に努めたんです。


 これを読んで、昨年の天皇杯で、草津があれだけ活躍できた理由の一端を知ったような気になりました。

草津


 草津には元セレッソの籾谷、小川、宮川が所属しています。(今日、御給も草津入りが決まったようですね)

 セレッソに所属していた頃、練習場で彼等の様子を何度か見た事が有ったのですが、正直線も細く、御世辞にも真摯な姿勢でサッカーに打ち込んでいるようには見えませんでした。練習も強制のもののみで、早々にタニマチの女性と立ち話をしていました。

 しかし、昨年見た彼らは、まるで別人のようでした。体もいくらか出来ていましたし、何よりプレーの一つ一つに魂が込められているように感じました。横浜戦で退場宣告を受けた籾谷が、悔しさのあまり涙を流したのは驚きでした。

 彼らの「変化」の裏側には、経営陣のサッカーにかける熱い想いが有ったのです。トップが自ら汗を流し、自分達が少しでもサッカーに打ち込めるような基盤を作ってくれている。それを意気に感じない選手がいるでしょうか。


 逆の例も有ります。サガン鳥栖などは、残念ながら経営陣に熱意を感じる事が出来ません。当然、チームも強くはなりませんし、スタジアム(折角の素晴らしいスタジアムなのに)も閑古鳥です。悪循環が続き、今年も大量解雇という事になりました。


 仮に潤沢な資金が有ったとしても、情熱の無い経営者のチームは決して強くなりません。サッカーを見る目が無いのですから、どんどんとお金をドブに捨ててしまうなんて事が有り得るのです。


 もしあなたの好きなチームの経営陣が、情熱を持って球団を運営していないと感じたなら、どうか出来る限り早く、サッカーの素晴らしさ、サッカーの喜びを伝えて下さい。それが強豪への一番の近道なのです。


posted by 西中島南方 at 20:48 | Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アキ残留、複雑な想い。

スポニチアネックスOSAKA

西沢、正式に残留決まる 西村GMの説得で決断

 去就が注目されたFW西沢の残留が正式に決まった。午後に西村GMが直接会談。一度は移籍を決意した西沢も「FWとして必要な戦力と考えている」という同GMの説得に折れた。


デイリースポーツ

西沢&黒部 05年2トップだ

 今季の契約を更新していなかったJ1・C大阪のFW西沢明訓(28)が7日、西村昭宏チーム統括GMと大阪市内で会談し、残留が決定。J2京都から移籍した元日本代表FW黒部光昭(26)もこの日、大阪市内のクラブハウスで入団会見を行い、ともにチームでの活躍を誓った。


 ようやっと安心する事ができます。西村GMも説得ご苦労様でした。でもすこし心にわだかまりのようなものが残ってしまったのは私だけかな?


 最終的には西村さんの「戦力として考えている」っていう熱い説得に折れた形になりましたけれど、一度は移籍するつもりだったのは事実、原因の根本を正さなければ、いずれ対処療法も効かなくなってしまうかもしれませんよね。


 今年はアキだけだったけれど、もし複数の主力が同じように移籍志願なんて事になったら、もうそれだけでものすごい時間と労力がかかってしまいますし、アキとはもう少しチームの方向性なりを話し込んでもいいように感じます。


 確かにチーム低迷と混乱の原因となってしまった東欧勢や、彼等を呼び込んだ大倉氏はラデリッチを残してチームを去りましたし、ラデリッチも構想外のようですが、もともと「この路線で行こう」となったのは、もっと上のほうの意思決定によるものです。

 「かくてアキレスは残った。」でもくどくどと書きましたが、そこと現場の間に何かしらのコミニュケーションが無ければ、名物のお家騒動は無くならないと思うんですよ。


 猜疑心のフィルターがかかっているからかもしれませんが、セレッソに入団、移籍してくる選手の定着率みたいなものも、年々低下しているように思えてなりません。スカウトの質の低下みたいなものが有るのでしょうか。ここのあたりもチームの印象を悪くしている原因の一つです。

 仮に契約していても、着実に成長している選手はごく僅か。古橋や徳重のような成功例が無いわけではないですが、もっと若手や移籍選手の突き上げがほしいところ。

 それに外人選手もちゃんと労を惜しまず、キッチリとチェックした上で契約をしてほしいです。今年はジルマールの推薦がありましたから、少し期待はしていますが。


 またサポーターも、選手がプレーしやすいように、もっとしっかりサポートをしてもいいんじゃないですかね。

 ブーイングやヤジをするな、というわけではなくて、長居に時折やってくる何とも言えない「間延びした空気」を何とかしたいんです。90分間フル回転で応援をするのってすごくキツイですけれど、一緒に戦っている「12番目の選手」なんですから、やっぱりがんばらないと。


 そういうところをちょっとずつでも良くすることが出来たら、セレッソは選手にとってもサポーターにとっても、もっと魅力的なチームになれると思うんです。今回の一件は風化させず、ずっと心に留め置いたほうがいいでしょう。ちょっとツライですけれどね。


posted by 西中島南方 at 13:12 | Comment(0) | TrackBack(4) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Fri 07 Jan 2005

愛する選手を放さぬように。

 家に帰ってアクセスアナライザーを見るととんでもない数のアクセスが有りました。これだけのアクセスが有ったのは、去年「ウィーアーレッズ!!」のご一行様が長居にいらして以来です。


 原因を探していたのですが、どうもジェフサポの方がいらしているようですね。2ちゃんねるのスレッドを拝見しましたが、あのスレッドに書かれている話が本当なら、腹立たしいことでしょうし、悔しい気持ちもあるかと存じます。

 実際セレサポもアキを人間力やサッカー部のけんたくんに引き抜かれそうになりましたし(今もこの騒動は継続中なわけですが)気持ちはよく判るつもりです。黒部とっといて何言うてんねんというサンガサポの皆さんには申し訳ないですが…。


 アブラモビッチ氏やミキティのように財力が有れば「2億でいいの?安いね」なんて言えるのかもしれないですけれど、実際こういう状況になった時にサポーターが出来ることって限られていますよね。

 でもそれでも、その選手が大好きなら、本当にチームにいてほしいなら、自分が出来る事を精一杯してみませんか?


 大分ではマグノ・アウベスが退団するという話を聞いたトリサポの有志が、練習場でマグノ・アウベスに声援を送り続けた、という事がありました。本人はほぼ退団するつもりでいたようですが、その声援に心動かされ、ついには退団を撤回するまでになりました。

 セレッソでも海外移籍が決まった大久保に、多くのサポーターが有形無形の励ましをしました。メッセージがびっしりと書き込まれたTシャツを送る者。最後の練習日まで練習場に通いつめた者。中には温暖なマジョルカへの移籍にも関わらず「風邪をひくといけないから」と200個ものカイロをプレゼントしたおばさんもいたそうです。大久保は自身のホームページで「長居のサポーターは最高」「日本に戻ってきた時はかならずセレッソ」と宣言しています。


 例えば手紙を書くとか、ほんの些細な事でいいんです。その手紙が何十、何百と増えていけば、心が微塵も動かないなんて事は絶対に無いはずです。


 本当に好きなら、最後の最後、契約書にサインを書き終えるまで、諦めないでほしい。



 選手とすれば、限りある選手生活のなかで、少しでも高いレベルのところで自分をみがきたいという欲求も有るでしょうし、正直年俸の事を考える時も有るでしょう。それを無為に引き止めるのはサポーターのわがままと言われるかもしれません。

 でもそこまで選手を応援してきた人間には、それだけのことをする権利があると、私は思います。セレサポが言うのも変ですけれど、


ジェフサポがんばれ!超がんばれ!!



posted by 西中島南方 at 21:51 | Comment(4) | TrackBack(7) | その他サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

国見好きの弁明。



「私は国見のサッカーが好きです」



 と標榜する事は、一部の「サッカーマニア」にとって「私はサッカーを知りません」と発言する事と同意です。

 国見が、小嶺氏が築いてきた栄光に比べ、その評価はあまりに小さなものです。「アンチ国見」という人も珍しくありません。

小嶺さん。


 曰く「国見のサッカーには創造性がない」「フィジカルぱかりに傾倒していてつまらない」「この育成方では良い選手が育たない」等々。

 それでも、あえて言いましょう。


「私は国見のサッカーが好きです」



 別に私がひねくれ者だからとか、大ファンである大久保の出身校だからとか、それだけの理由で言っているわけではありません(それもまた理由の一部である事は否定しませんが)


 日本サッカーはつい最近まで韓国サッカーの後塵を拝してきました。日本と韓国の歴史的背景が韓国代表のファイティングスピリッツを喚起したという事もありますが、それ以上に有ったのが、基礎的な技術と身体能力の差です。

 つまり、止める、蹴るといったレベルからもう違っていたのです。Jリーグの発足で選手のレベルが向上した今でも、日本と韓国は正直五分五分といったところです。

 そしてこの日本人プレーヤーに足りない止める、蹴るなどの初歩技術と、基礎体力をベースにしているのが、国見高校のサッカーなのです。


 今日の日本代表の核となっている選手達は、みな華麗なテクニックを持っています。「日本人は身体能力が低い、だからテクニックでそれを補う」という発想が生まれるのも不思議な話ではありません。

 しかしどんなに素晴らしいテクニックを持っていても、ボールのある場所にいなければ、その力を発揮する事は出来ません。また、そのプレーをコンスタントに続けられなければ、戦力として不安です。


 またサッカーが人間の行いである以上、ミスは必ずついてきます。多くのミスを犯したチームは、必然として試合に敗れる事が多いはずです。そしてそのミスの大部分はプレーヤーの肉体的、精神的な疲弊から生まれるのです。

 たとえば貴方がサッカーをするとして、適切な準備をした後と、フルマラソンをした後とでは、どちらがミスを犯しやすいでしょうか。また、何かを賭けて、強いプレッシャーがかかっている時と、普段とでは、どちらがプレーしやすいでしょうか。


 国見のサッカーは、こうした極めて初歩的な、ややもすれば退屈に感じる部分から構築されています。そこをキチンと押さえているから、選手の殆どが、当たり負けや、つまらないミスせずにプレーする事ができるのです。

 才能あふれるプレーは、ごく限られた人間にしかできません。しかし努力は、やる気さえ有れば、誰しもができることです。

 毎年当然のように安定した成績を残していることが、国見が「個」に頼ったサッカーをしていない、その何よりの裏づけです。


 今年のチームは、例年に比べ、「国見らしさ」が少ないように感じます。失点に繋がるミスも有り、薄氷を踏むような試合も有り、いつもの「憎らしいほどの強さ」がありません。それでもベスト4までたどり着くのですから、恐ろしい事です。


 明日の試合の相手は、同じ九州の強豪鹿児島実業。今までの問題をどう修正してくるか、名伯楽のお手並み、とくと拝見させて頂きます。


posted by 西中島南方 at 20:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | その他サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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