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Mon 27 Dec 2004

岡田武史と山本昌邦。

 23日の忘年会の時に「話のタネになれば」と講談社から出ている「FOOTBALL NIPPON」の冬号を買っていたのですが、話が思いのほかはずんでしまって、今の今になって読みだしている次第です。

ジーコは関係ないです。


 冬号という事で、各カテゴリーの監督、川渕キャプテン、FIFA会長プラッター氏などへの今年の総括という切り口でのインタビューが続き、かなり濃めの一冊です。


 その中で特に目を引いたのが横浜Mの岡田武史監督と、磐田の山本昌邦監督へのインタビュー。

 両者ともカテゴリーこそ違えど、代表監督の経験者という点で共通しているのですが、クラブチームの監督としての経験値はまるで違います。両者の受け答えの端々からその経験の差が垣間見えてなかなか面白いです。両者の記事に(ページ間の)距離が有るのは比較されまいとする講談社の配慮かも。

 とても全文は書ききれないのですが、岡田監督の札幌、横浜Mでの体験や、それとどう向き合ってきたかというコメントには、「経験者」の苦労と、それをプラスのエネルギーに変えようとしてきた男の苦悩がにじみ出ています。

こころを入れ替えたからといって、急に運はついてこない。でも、そこで逃げたり投げたりしたら、今から上に向いていくな、という感覚はつかめない。

正解のないことをたった一人で全責任を負って決断するということ。これは怖いよ。


 一方クラブチーム監督としてスタートを切ったばかりの山本監督。こちらは終始明るく、全体的に「もうプランは出来ているんだぞ」という自信が伺えます。もともと磐田と深く関わってきた人ですから、選手の把握といった部分でも不安は少ないのでしょう。

ここのベテランはかなり経験があるんで、もう一回体作りからしっかり磨き上げていけば、また輝きを十分取り戻せると思っています。

常に人が動いて、動いて空いたスペースに次の人が出てきて、そうなる事でパスの質が落ちないような、高いレベルのものを目指しています。それは、簡単に言うと、世界基準ということになると思います。


 うん、強気強気。


 個人的には今いる日本人指導者の中で、岡田監督の能力はかなり傑出しているように感じています。J2の小さなチームでも、J1のビッグクラブでも、制限のある中で見事にノルマをクリアしていった手腕は、もっと評価されるべきだと思っています。

 確かに山本監督も、素晴らしい指導者としての要素はあると思います、しかしまだ彼自身が「原石」の状態。したい事があってもやった事が無い。その経験からまだ何も得ていない。そういった印象をもっています。コメントの終わりがほぼ全て「〜だと思います」なのはその表れでは?というのはあまりに揚げ足取りでしょうか。


 日本には、岡田監督のような、高い理想を持ち、そこに行き着くための道筋を選手に示す事が出来る指導者が、もっと必要だと感じています。

 別に全ての指導者が岡田武史的なコーチングをしろ、というわけでは有りません。アプローチはどんなものでも構わないのです。現実に妥協する事無く理想を追う人物であれば、結果はいづれついてくるはずです。


 今回岡田監督と山本監督を比較したのは山本氏を卑下するためでは有りません。二人を対比させることによって、 山本監督の指導者としての方向性が垣間見えるのでは、と思っての事です。

 山本監督がクラブチームでも結果を出せば、新しい日本サッカーの財産になります。山本監督は、その財産になる為に必要な、情熱と知識が有るのです。

道程は平坦ではないですが、いつか、山本昌邦という人物が光り輝く存在となる事を願っています。


posted by 西中島南方 at 22:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | その他サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

コネクション。

日刊スポーツ

大分DF山崎がC大阪完全移籍

 J1のC大阪は27日、大分からDF山崎哲也(26)を完全移籍で獲得したと発表した。山崎は静岡学園から山形入りし、その後大分でプレーしていた。1対1に強いディフェンダー。


 小林さんラインで山崎選手が来てくれました。プロフィールはこちらスピードが有り1対1に強く、右サイドも出来る器用な選手だそうです。

 チームの今の現状を見ると、DFは一枚でも多くほしいわけで、その意味では評価できる補強だったのでは。見てみないことにはなんとも言えませんが。


 またブラジルではジルマールオススメ選手としてファビーニョがリストアップされているとか。細かいプロフィールはこちら、ゼ・カルロス同様動画付きで親切設計です。

 なんでも名門コリンチャンスの中盤の核になっている選手で、でかい、上手い、速い、申し分ないというか本当に来てくれるんですかレベルの選手らしいです。


 こうしてみると、サッカーもコネと縁みたいなものが大事なんだなと思いますね。特にジルマールなんて、セレッソにいた事を忘れていてもおかしくないくらいの選手だったのに、いろいろと世話をしてもらってるし。

 選手が例え移籍を考えていても、全然つながりの無いチームのオファーは二の足を踏むはず。そこに「このチームはこんな感じだよ」と教えてくれる人間がいれば、随分違ってきますよね。

 多少他のオファーより条件が良くなくても、やっぱり知っているクラブ優先になるでしょう。嘉人もそうだったし、江添君もそうだし、今回の山崎やファビーニョだってそうです。


 それを考えると、セレッソは意外とそうした繋がりの多いチームのように感じます。ノさんやユンさんなんかも絶対引退後も韓国サッカー界に顔の利く存在になるでしょうしね。

 またそうした義理人情でセレッソに来てくれるというのはとても嬉しいです。それだけ選手にとって魅力の有るチームでいるのだと感じますから。

 移籍補強の類の話はもう少し続く事でしょうけれど、来年は安心して試合が見られるような戦いをしてほしいし、そのための補強は惜しみなくして頂きたいです。


posted by 西中島南方 at 13:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

サッカーに県民性は反映されるか?

「金持ち父さん、貧乏父さん。」

名古屋のお金の使い方のまずさは県民性なのかなぁ。


 という事を書いていましたが、fromthemorningさんの記事でとても面白いものが有りましたのでご紹介します。「あれもこれもあんで」タイトルは「大阪ストラットですね。

 この記事をご一読頂ければ、セレッソが見事に大阪的なクラブであることが判るのですが。これは必然なのでしょうか?それとも偶然なのでしょうか?そしてもし必然であったとしたら他のクラブでもそれは見られるものなのでしょうか?

 それを調べようとして、さらに別の記事を発見しました。blog武藤文雄のサッカー講釈さんの「日立−ヤンマー、伝統の香り」より。

(前略)

こちらは日立−ヤンマー戦ではないか。紛れもなく、30年前は黄金カードだった試合だ。古河も三菱も往時から、チームカラーが変わってしまったが、この両チームの基本色は変わっていないな。

(中略)

ただ、両チームともチームの性格、特徴(これもチームカラーと言うな)も、結構伝統にのっとっているようにも思えるのだ。

 レイソル(日立)については、厳しい言い方になるが「将来を嘱望された優秀な人材を多数所有するが、あまり伸びない」と言う伝統だ。

(中略)

セレッソ(ヤンマー)は、「飛び切りの攻撃ラインと怪しげな守備ラインのアンバランス」が、ヤンマー時代を思い起こさせる。釜本全盛時代も、守備ラインは結構不安だったのだ。素朴な疑問だが、どうしてかくも「攻撃」で有効なタレントの補強は巧いが、後方のタレントの補強は下手なのか。これを伝統と言うのかもしれないが。


 なんとまあ、セレッソの攻撃偏重は30年間変わらぬものであったのです。逆を言うなれば、30年間、大阪のサッカーファンはこのスタイルを甘受し続けていたという事になります(もちろんエミリオ時代など例外も存在しますが)

 もし、そのスタイルが地元に受け入れられないものであったなら、少しずつでも時代時代でスタイルは変わっていくはずです。少なくともセレッソや柏に関しては、チームカラー(≒県民の嗜好するスタイル)が存在していたのです。

 また静岡のように昔からサッカーが盛んだった地域のクラブも、県民性を感じます。清水はまだ歴史の浅いチームですが、ずっとパスワーク主体の実に静岡的なチームです。


 一方で、当然例外が有ります。鹿島などはJリーグ開幕という転換期に「生まれ変わった」チーム。これらは母体こそあれ、急激な成長をしたため、まだ県民色は薄いように感じます。同じことは仙台や新潟にも言えるでしょう。

 ただこれらのチームも、歴史を積み重ねていく過程で、それぞれの地域色を反映したチームに変貌を遂げるやも知れません。


 確かに県民性とサッカーには関係が有りそうです。生粋の浪速っ子である私が、セレッソに心惹かれてしまったのも、偶然ではなく必然だったのかも知れません。


posted by 西中島南方 at 00:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする