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Fri 17 Dec 2004

C大阪選手、絶滅危惧種指定へ。

Cerezo official

佐藤悠介選手湘南ベルマーレへ移籍決定のお知らせ

この度、佐藤 悠介選手が湘南ベルマーレへ移籍することが決まりましたのでお知らせいたします。


 もう少しスピード(身体的にも判断力も)が上がれば、もっと良い働きが出来る選手だと思います。プレイスキッカー(やれやれさん見てますか?)としてはいい能力を持っているだけに惜しいです。


 先日行われた合同トライアウトでは上村、福王が新天地を求めて参加。この3名を含め、今期退団が決定、若しくは確実な選手は10人になりました。ちょっと多すぎはしないでしょうか?

 少し心配になったので、現在の時点での支配下選手と、入団内定選手の確認。

GK

多田 伊藤 (丹野) 3名

DF

柳本 千葉 ラデリッチ 斉藤 (江添) 5名

MF

布部 濱田 久藤 森島 古橋 酒本 下村 米山 中井 山城 (藤本) 11名

FW

徳重 御給 (西澤) 苔口 4名


 交渉中の西澤がもし移籍ということになれば、全選手あわせても22名ということになります。もしそうなると、セレッソは大事な練習が出来なくなってしまいます。

 ここでクイズ。その「出来なくなる」練習とはいったいなんでしょう?って簡単すぎなんですけれどね。

答えは・・・。

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posted by 西中島南方 at 20:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

いってらっしゃい。いらっしゃい。

 なんか昨日の試合後大久保は速攻でスペインに旅立ってしまったようです。関空からならもっとお見送りの人とか集まったかも知れないのに。こんな試合になると判っていればなあ。

 んで、新しいカテゴリー「マジョルカの嘉人さん」を作りました。もっとも海外サッカーに疎いので、すごくミーハーで薄っぺらいゴシップとかしか書けないでしょうけれど、気分だけでも、ね。


 第一回の記事なのですが、嘉人のスペインでの注目度の話。

 以前も書きましたが、このブログへのアクセス履歴は、アクセスアナライザーで管理しています。分析項目の中には「言語圏」というのがありまして、アクセスしてきたパソコンがどの言語をメインで使っているのかが判るんです。

 でも意外と日本で使われていても「英語」を選択しているパソコンが多くて、「おっインターナショナルじゃん!」と思っていても、プロバイダーが大阪という場合とか有ったりします。


 昨日も「言語圏」を見てみたのですが、その中に「スペイン語  1」の文字。どうせまた日本国内からだろ。と思って詳細を見ると違うんです、スペイン本国からなんです。しかもスペイン語版のGoogleで嘉人を検索してきた人みたいなんです。

スペイン語?バスク語?


「ええっ!ウチのブログにスペイン語で引っかかるとこってあったっけ?」

 と、思い返していたら、ありましたよ。「大久保嘉人取扱説明書(スペイン語版)」よりにもよってこんな記事を地元の人に見られたかと思うと、思わずorz…。

 この人はこの記事をちゃんとジョークと受け取ってくれたのかなぁ、まさか本当だと思われたらどうしよう、などと心配しております。嘉人、現地の人から大量の氷が送られてきたら、それは私のせいです。ごめんなさいごめんなさい、ひー。

 でもウチみたいな小さなブログにまでアクセスが来るって事は、それだけ向こうの人も注目しているってことですよね。ちょっと嬉しくもあります。


 
posted by 西中島南方 at 12:55 | Comment(2) | TrackBack(0) | マジョルカの嘉人さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

日本0VS3ドイツ カーンのバカンス。

 強豪と対戦するにはあまりにも苦しい台所事情が有ったのは確か、でもあまりにも収穫の少ない一戦でした。

 両チームのスターティングメンバーは下図の通り。ドイツは未見の選手が多く、若干の誤差が有るかも知れませんが、ご理解を。

日本


日本スターティングメンバー


ドイツ


ドイツスターティングメンバー


 立ち上がり、まず両チームの背番号14、三都主とアサモアが日本左サイドの主導権争いを始めます。

 攻めあがりたい三都主ですが、3トップの右サイドに張ったアサモアがそのスペースを盛んに狙ってきます。三都主は仮にあがっても前にオボモエラが待っていて、左サイドでの仕事を限定されていました。


 中央ではバラックが気持ちいいくらいフリー。そこからパスやドリブルが次々と仕掛けられていきます。バラックに誰かがつく事でそれを封じられればいいのですが、運動量が豊富なバラックを捕まえる事が出来ません。

 結果守備が後手後手にまわり、前半15分くらいまでは完全にドイツペース。三都主、小笠原までゴールラインに張り付く有様で、あわや失点というシーンも一度や二度ではありませんでした。


 それ以降は日本もボールを持つ機会が生まれ始めるのですが、中盤のエルンスト、バラック、シュナイダーのラインと、シュルツ、オボモエラの両サイドあたりでボールをロストしたり、そこから投げやりなボールしか入ってこなかったりで、フィニッシュまで持ってくるのが一苦労。

 結果日本サポーターが一番期待していたであろうカーン対日本攻撃陣というシーンは殆ど見ることが出来ませんでした。右サイドから鋭い折り返しが二度ほど有りましたが、チャンスと呼ぶにはあまりに小さな機会でした。


 前半は0-0で終了しましたが、それはドイツが決めきれなかったが為の結果でした。急造の4バックですから、シビアな採点は酷かも知れませんが、それにしても一方的なゲーム。


 後半、あまり機能していなかった鈴木に変えて玉田が入り左サイドに流れる形を作ります。

玉田投入


 前線がぐんとスピードアップしたためか、後半開始直後はドイツのディフェンスに若干の乱れが有りました。しかし真ん中の二枚、ヴェルンスとメルデザッカーがゴールを死守。押し切るまでに至る事は有りませんでした。


 試合が動いたのは後半8分、バラックのフリーキックからでした。右足から放たれたボールは激しいスピンでゴール右隅に。楢崎はキャッチングを選択しましたが、これをファンブル。つめていたクローゼが難なく押し込んで先制。ドイツとしては遅すぎた得点だったのでしょう。チームにある種の安堵感が漂っていました。


 これで攻めるしか無くなった日本。リスクを犯して押し上げをかけますが、重圧から解き放たれたドイツの正確なチームプレーと個々の高い能力によって、次々と攻撃の芽を摘み取られていきます。


 二失点目も高く保った最終ラインでボールを奪われたのがきっかけでした。素早く正確なカウンターで一気にゴール前まで詰めると、仕上げはバラックの素晴らしいシュート。これはどんなキーパーでも止められなかったでしょう。


 ジーコはたまらず選手交代。28分に大久保、三浦淳、遠藤を一気に投入。運動量の落ちた藤田、怪我あけの稲本、消えかけていた高原を下げます。三浦淳は左サイドバックに入り、三都主を二列上げてより攻撃的な形に。

28分交代


 大久保とすればここでゴールをあげ、気分良く渡欧したいところだったでしょうが、状況はあまりに不利でした。ドイツはテストパターンと見える交代を行うだけで、日本の攻撃を難なく跳ね飛ばし、格の違いを見せ付けます。

 ジーコのラストカードは38分三都主OUT西IN。しかし、ドイツは磐石の横綱相撲。ロスタイムには大久保が焦ってボールを持ちすぎたのを見逃さず、ボール奪取。カウンターから、最後はクローゼ。完全に勝負あり。


 創造性、という点でドイツより優れたチームはいくつかあるでしょうが、基本的な技術の正確性や、チームコンセプトの浸透度において、今のドイツ代表は間違いなくトップクラスのチームでしょう。

 若手の積極的な起用が選手間のライバル意識を生み、チームには良い意味での緊張感が有ります。2006年にいったいどういう活躍を見せるのか、ドイツ国民の期待は高いと思います。


 翻って日本代表ですが、玉田のスピードが通用した事、サイドを広く使った攻撃をすればドイツレベルのチームでも手を焼くのだという事が分かった以外は、反省点ばかりが目立った試合でした。

 特に終盤の2失点は共にカウンターを防ぎきれなかった形。今までアジア一次予選で対戦してきたアジアでも比較的中位以下のチームなら、フィニッシュをミスしてくれる事も有ったでしょうが、これから最終予選で当たるチーム、特にイランには決定力が有ります。ちょっとしたほころびからでも失点に繋がるのだという事を肝に銘じて、最終予選に臨んでもらいたいと思います。


 
posted by 西中島南方 at 00:38 | Comment(2) | TrackBack(3) | 代表 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする