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Tue 07 Dec 2004

水と油。

Cerezo official

西村 昭宏氏チーム統括部ゼネラルマネージャー就任のお知らせ

本日、西村昭宏(にしむら あきひろ)氏のチーム統括部GM就任が決まりましたのでお知らせいたします。


 セレサポなら説明の必要は無いと思いますが、タイトルの「水」は小林監督、「油」は西村新GM(というかセレッソ初のGM)の事です。見た目じゃないですよ。

 小林監督は守備ありきの人。好きなフォーメーションは4-4-2の2ラインディフェンス。今期は残留が絶対条件でしたから3-4-3を使っていましたが、センターラインのメンツが揃えば4バックに戻す事も考えているかも。

 まあ今の状態や左サイドが出来る大森を切った事を考えると、セレッソは3バックかな、と宗旨変えしたとも取れますが、それでも「守備第一」という考えは動かない人。多分江添君獲得を一番喜んでいる人。

 ロースコアでも1-1や0-0でコツコツと勝ち点を積み重ね、派手さは無くてもシーズンが終わる頃にはそれなりの仕事をしている人。静かなる知将、小林伸二。


 一方西村氏といえば攻撃大好き攻めダルマ(重ねて言いますが見た目じゃないぞ)1点取られたがどうじゃい!2点取ったらしまいじゃ!という哲学か骨の髄まで染み込んだ、ある意味もっともセレッソらしい人。

 「1-0の勝利より、3-4の敗戦を選ぶ」とはヨハン・クライフの言葉。多分西村氏のサッカーはそれに限りなく近いように感じるのですが、肝心な優美さが欠落しているような気が・・・。クライフサッカーの得点は鮮やか、西村サッカーの得点は豪快。

 西村監督時代のセレッソが清水相手に5-4のシーソーゲームを演じたり、3点取られてから6点取り返したり、また10人相手に3点とられたりしたのも、たまたまではなく必然。どちらかがぶっ倒れるまでノーガードの打ち合いを続ける猛将、西村昭宏。


 この二人がどのようにマッチングするのか。正直不安です。

監督って辛いわ…。
「西村さん!なんですかこれは!」

わしがGMじゃい!
「んー、どないしたんじゃい?」

監督って辛いわ…。
「どないしたんじゃいじゃないですよ!こんなに攻撃的な選手ばっかり集めて!これじゃ守備がガタガタになるじゃないですか!」

わしがGMじゃい!
「守備やと〜?ぬるい事いいよるやんけ。1点や2点くらいくれたったらええんじゃ!相手より1点ようけ点取ったらすむ話やろが!」

監督って辛いわ…。
「ムッキーッ!!あなたという人は1点の大事さが分からないんですか!この突撃ブタ!!

わしがGMじゃい!
「なんやとこのヒキコモリ!ワシかてヤングの時はなかなかイケメンやったんやど!ブヒー!!」

 などという事態にならなければいいのですが・・・。


posted by 西中島南方 at 21:14 | Comment(2) | TrackBack(3) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

自分がされて嫌な事は他人にしない。

 と、いうことを子供の頃に親に言われた事を思い出しました。

スポニチアネックス「ジーコ 横浜、浦和組は天皇杯出るな」

より、ジーコの発言。

「鹿島時代、代表に多くの選手を抜かれ、アジアの大会で敗れて悔しい思いをした。クラブ側もそういう私の立場を考慮してくれると信じている」


 嫌だった事を覚えているならクラブの気持ちも察してほしい。11日にCS第2戦、15日に天皇杯、ダービースタリオン(懐かしいな)でこんな使い方したら120%予後不良ですよ。

 確かにドイツと当るなんて日本にとってそう無いチャンスですから、トップクラスの選手にできるだけいい経験をしてほしいという意図はわかりますけれど、それなら入れ替え戦参加チームが天皇杯の日程をずらしてもらえたように、日程の調整は出来なかったんでしょうか?シンガポール戦前などはベストの状態の代表が組めるようにするものだと思っていたので、シンガポール戦での功労者問題でもジーコの考えに賛同できたのですが。


 選手の方も寝耳に水、という反応です。

 嘉人の場合。

Cerezo official

■ 大久保選手コメント
前回に続き代表に選ばれ大変嬉しく思います。全力を尽くし頑張りたいと思います。


デイリースポーツ

大久保 選出に戸惑い隠せず…

 日本代表選出で、マジョルカへの合流が遅れることになったFW大久保は「僕は何も決められないんで」と戸惑いの表情を隠せなかった。


 どっちがどうなんだ(笑 オフィシャルが建前で、デイリーが本音なんでしょうが、ジーコはクラブや選手への根回しみたいなのが得意ではないのか、それとも嫌いなのか。

 ただ代表監督をやっている以上、そうしたクラブとのコミュニケーションは絶対に避けては通れない「仕事の一つ」ですから、少なくともクラブが困ったり、選手のやる気が削がれるような選出はするべきではないでしょう。


 もう一つ気になるのは、JFAがちゃんとジーコをコントロールできているのか、という事。ジーコはジーコなりにベストの選択をしているのでしょうが、例え神様と言われても代表監督として契約している以上はJFAが何らかの影響力を行使してしかるべし、明らかに首をひねる行動や発言に対しては注意するべきでしょう。

 トルシエ時代には監督と協会(特に釜本)との暗闘が日々繰り返されていたというのに、人が変われば待遇も違うということでしょうか。


 ドイツ戦に臨む選手達は、はたしてベストコンディションを維持しているのでしょうか?これだけ犠牲を払ってまで集めたのですから、疲れていて試合をするのがやっとだった、では済まされませんよ。


posted by 西中島南方 at 14:04 | Comment(3) | TrackBack(0) | 代表 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする