西村 昭宏氏チーム統括部ゼネラルマネージャー就任のお知らせ
本日、西村昭宏(にしむら あきひろ)氏のチーム統括部GM就任が決まりましたのでお知らせいたします。
セレサポなら説明の必要は無いと思いますが、タイトルの「水」は小林監督、「油」は西村新GM(というかセレッソ初のGM)の事です。見た目じゃないですよ。
小林監督は守備ありきの人。好きなフォーメーションは4-4-2の2ラインディフェンス。今期は残留が絶対条件でしたから3-4-3を使っていましたが、センターラインのメンツが揃えば4バックに戻す事も考えているかも。
まあ今の状態や左サイドが出来る大森を切った事を考えると、セレッソは3バックかな、と宗旨変えしたとも取れますが、それでも「守備第一」という考えは動かない人。多分江添君獲得を一番喜んでいる人。
ロースコアでも1-1や0-0でコツコツと勝ち点を積み重ね、派手さは無くてもシーズンが終わる頃にはそれなりの仕事をしている人。静かなる知将、小林伸二。
一方西村氏といえば攻撃大好き攻めダルマ(重ねて言いますが見た目じゃないぞ)1点取られたがどうじゃい!2点取ったらしまいじゃ!という哲学か骨の髄まで染み込んだ、ある意味もっともセレッソらしい人。
「1-0の勝利より、3-4の敗戦を選ぶ」とはヨハン・クライフの言葉。多分西村氏のサッカーはそれに限りなく近いように感じるのですが、肝心な優美さが欠落しているような気が・・・。クライフサッカーの得点は鮮やか、西村サッカーの得点は豪快。
西村監督時代のセレッソが清水相手に5-4のシーソーゲームを演じたり、3点取られてから6点取り返したり、また10人相手に3点とられたりしたのも、たまたまではなく必然。どちらかがぶっ倒れるまでノーガードの打ち合いを続ける猛将、西村昭宏。
この二人がどのようにマッチングするのか。正直不安です。
「西村さん!なんですかこれは!」
「んー、どないしたんじゃい?」
「どないしたんじゃいじゃないですよ!こんなに攻撃的な選手ばっかり集めて!これじゃ守備がガタガタになるじゃないですか!」
「守備やと〜?ぬるい事いいよるやんけ。1点や2点くらいくれたったらええんじゃ!相手より1点ようけ点取ったらすむ話やろが!」
「ムッキーッ!!あなたという人は1点の大事さが分からないんですか!この突撃ブタ!!」
「なんやとこのヒキコモリ!ワシかてヤングの時はなかなかイケメンやったんやど!ブヒー!!」
などという事態にならなければいいのですが・・・。