head

▲PAGE TOP

Blog Restart!
bn_hikkoshi.jpg
O lunatico amou futebol RSS(新しいブログはこちらから)

Sat 04 Dec 2004

回線ダメすぎ審判ダメすぎ。

 うーん、最初は入れ替え戦の様子が書きたかったのですが、紙芝居から感想は書けません。

 やっぱりアクセス集中したんでしょうね。ちょっと観ただけですが、雨にうたれて本当に「死闘」って感じでした。

 やむなく、ってわけではないですが、チャリティーマッチの新潟VSジーコジャパンドリームスをテレビ観戦をする事に。


 まずアナウンサーが「"功労者"と聞いて木村さんもウォーミングアップをしたのでは?」と解説の木村和司にジャブ。木村さん「ぬふふっ」っといつものニヒル笑いではぐらかしてましたが、本当に呼ばれたらきっと行ったんだろうなぁ。

 それからゲストに新潟在住ということでシドニーオリンピック女子水泳代表の中村真衣選手が招かれていたのですが、新潟のサッカー熱みたいなものが中村選手を通じで伝わってきてかなり面白かった。

 いきなり何のためらいもなくアルビレックスを「アルビ」と発言。ちょっと知ってるぞ、って空気を作ると、新潟のチャンスでは観戦に必死になってアナウンサーがコメントを振れない状態に。特にオゼアスが好きみたいで

「中村さんはオゼアス選手にボールが入ると思わず反応しています」

 なんて言われてました。オゼアスが好きっていう女性もなかなかおらんでしょう。


 ジーコジャパンドリームチームはかなりクラシックな3-4-1-2。ジーコにアピールがしたい駒野は右サイドでかなり激しいプレー。また3バックの森岡、小村、秋田という華もへったくれも無い岩石のようなディフェンスは、逆にいい空気を作っていました。

 前半は「カズまたぎ」「中山の突進」「名波のロングパス」「山口のチームコントロール」などなど往年の必殺技が惜しげも無く披露されます。無かったのは「本田の大人気ないマーク」ぐらいでしょうか


 両軍ともにチャリティーマッチでありながら「勝利を新潟にプレゼントしたい」「自分がまだ錆付いていないことを証明したい」「活躍してジーコに認められて代表に入りたい」という目的が各自にちゃんと有ったのと、審判の公式戦クラスの厳しいジャッジの為に、試合は終始締まった展開でした。

 ドリームチームはやはり年齢的なものか足元へのパスをもらいたがる選手が多め。でも繋がるとそれなりに形になっていました。即席といっても長い間一緒にプレーしたメンツですからね。

 新潟は前半は岩石ラインの裏を突くパスが主体、間延びした後半はファビーニョ、エジミウソンらのドリブルを起点にと、かなり勝ちにこだわったプレーをしていました。実に反町監督らしい指示。

 さらにゲームの格を上げたのが新潟サポの途切れることの無い声援とコール。あれはかなり選手のやる気を引き出していたのではないでしょうか。


 見せ場もちゃんと有りました。エジミウソン、ファビーニョの破壊力はなかなかのもの、ファビーニョがセレッソ戦で出ていたら、西中島は今頃福岡にいたかも知れません。後半ロスタイムの野澤が上がっていったシーンもわきましたね。

 さすがにドリームチームは後半足が止まっていましたけれど、ピンチの際はすんでの所で老獪にはぐらかしていました。

 全体的にはこの手の試合にしてはかなりいいゲームだったと思います。新潟の方達がこのゲームをどう評価されるのかはわかりませんが、個人的には満足しています。


posted by 西中島南方 at 16:47 | Comment(0) | TrackBack(3) | 観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

札幌と大森に謝れ!

 大森選手が所属している札幌から0円提示を受け、セレッソでも戦力外通告を受けたというニュースが飛び込んできました。(北海道ニッカンスポーツ)

大森去就白紙に/C大阪から戦力外通告


 札幌からC大阪に期限付き移籍しているDF大森健作(29)が、C大阪から戦力外通告を受けた。3日、札幌の強化担当者が明らかにした。身分を保有する札幌もC大阪への完全移籍を念頭にすでに来季の戦力構想から外しており、これにより大森の来季の去就が白紙になった。

 大森は今季、左ヒザじん帯断裂から完全復活した9月に、C大阪に期限付きで移籍。第2ステージ5節市原戦からは5試合連続で先発出場した。処遇が一転して宙に浮く格好となり、強化担当者は「大阪の協力も得ながら、移籍先なども含めて今後について考えたい」と話した。



 札幌の戦力外通知とセレッソの戦力外通知は全く意味合いが違います。

 まず先に、札幌の0円提示が有りました。これは本当に戦力外だから行ったものではありません。戦力外にしておけば、移籍金等が発生せず、レンタル先のセレッソは大森に通常の年俸を支払うだけで契約が成立するわけです。

 つまりこの戦力外通知は仮の処置。大森にJ1で活躍してほしい。その為なら移籍金はいらない。という札幌の親心なわけです。

 ところがセレッソも大森を戦力外としてしまいます。これは全く額面どおりの戦力外。これで大森は所属チームの無い状態になってしまいました。


 もし仮にセレッソが大森を当初から戦力外と決めていたのなら、先に札幌にそれを打診し、札幌に引き戻してもらうという手もあったはずです。

 これなら、浦和からレンタルで移籍していた徳重健太と同様に、単なるレンタル終了に伴う復帰で済みます。


 何故セレッソは後になって大森を戦力外としてしまったのでしょうか。判断に苦しむところです。私の稚拙な頭では納得のいく仮説が立てられません。

 これでは他の選手達にフロントに対する不信が広まってしまうのではないでしょうか。「俺もいつかあんなふうにされてしまうのだろうか」という気持ちが起こっても無理はありません。


 また、将来Jリーグを目指す選手達にしてみれば「セレッソは選手を大事に扱ってくれないチームなのか」という疑問が出てくるでしょう。例えば今どのチームが獲得するのか注目されている江添選手など、この報道で少なからず不安が広がったはずです。


 「有望な新人を獲得する為にむやみに選手を切るな」というのはナンセンス。それは分かっていますが、これは選手の人生に関わる大きな問題なのです。仮に戦力外になる選手がいたとしても、移籍先を探すなり、セカンドキャリアを考えるなり、最後の面倒までキチンと見なくては。


 折角残留から続いていたチーム内のいいムードが、ここで途切れてしまったようで、残念です。大森選手が選手として今後もプレーを続けていくのか、それとも別の道を歩むのかは判りませんが、一日でも早く、生活基盤が整うことを願っています。


追記

 大森選手ファンサイト「健作研究室」でも今回の件に関しては憤慨されている方が多いです。(詳しくはBBSで書かれています、当たり前ですね)やっぱり両フロントの間で前もって話をする機会は無かった様子です。


posted by 西中島南方 at 12:44 | Comment(0) | TrackBack(2) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする