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Fri 31 Dec 2004

個人的サッカー10大ニュース。

 さむい!大阪でも初雪降ってます。関西人はさむいのキライなんで辛いです。明日はこの雪が関東に移動するそうなので、雪の舞う天皇杯決勝なんてこともあるかも。いやー決勝までいかんでよかった、あっはっはっ…orz

 今年最後の記事という事で、2004年個人的に心に残ったサッカーニュースをベストテン形式でいってみたいと思います。あくまで個人的なランキングなので、それはご理解を。

まずは第10位

セレッソの投げやり人事

 すべてはここからでした。選手もフロントも期待していただけにメッキがはがれていくのを見るのは辛いものでした。なんで毎年こんなに出入りが激しいんだろ。




第9位

屈辱の大阪ダービー

 スタンド狭い!内容最悪!折角のダービーがあれでは…。来年はリベンジの年に!




第8位

アテネ組の迷走

 なんで機能していた3-4-3を3-5-2にしたのか。未だによく判ってないのですが、イタリアかパラグアイからもう一点取っておけば決勝トーナメントにいけたのに、という悔しさは有ります。



第7位

ポボル騒動

 顔も見たくないし、思い出したくもないですが、1stは内容以上にチームの雰囲気、スタジアムの雰囲気が最悪でした。監督選びは慎重に。



第6位

嘉人、莉瑛さんと結婚!

 冗談半分でこんな記事を書いていましたが、しっかりお付き合いが有ったんですね。アスリートの奥さんって控えめなイメージが有るんですけれど、写真写りが悪い!とお友達のブログで写真を公開するなど、なかなか肝の据わった人のようです。早くスペインに奥さんを呼んであげてください!



第5位

アジアカップ

 あえて「優勝」と書かず、大会自体をニュースにしてみました。自分の国の国民を「民度が低いから」なんて言える高官にも腹が立ちますし、試合自体もトンデモなものが多かった。こんなんでオリンピックをやるっていうんですから、気が知れません。



第4位

アキ移籍騒動

 いいニュースではないですし、現在進行形なのですが、取り上げないわけにもいかないですよね。セレッソの大黒柱、抜けてもらっては困ります。ニシムーガンガレ!超ガンガレ!!



いよいよトップ3。まず第3位!

日本代表W杯一次予選突破!

 ジーコの珍采配に批判の声も有りましたが、無敗で一次予選を突破。ドイツへの道が開けてきました。ただ小野の怪我も有りますし、稲本、中田も本調子とは言えない状況。最終予選はかなり厳しそうです。



第2位!

セレッソ降格ギリギリセーフ

 本当に2ndの柏戦あたりからは精神的に辛かったですよ。草津に負けたときは「もうあかんかも」なんて考えました。でもまあ、今はいい思い出になってます。二度と味わいたくない思い出ですけれど。



そして栄光の第1位!

大久保嘉人マジョルカ移籍

 まあ入団当時から海外への意識が強かった嘉人ですから、いつかはこの日が来ると思っていましたが、やっぱり実際に決まってしまうと悲しかった。個人的にもいろいろとやったので想いもひとしおです。



 と、振り返ってみると今年もいろいろ有りましたね。来年はW杯最終予選も有りますし、J1は試合数が増え、1シーズン制に。よりタフなシーズンになる事が予想されます。ですがそれを乗り越え、日本サッカーとセレッソにとって良い一年になる事を期待しています。それではみなさん良いお年を。


posted by 西中島南方 at 14:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Thu 30 Dec 2004

メインバー脱落病。

 テンプレートをカスタマイズしている時に、ふと気がついた事があります。

 普段IEでブログを見ているときはこんな感じです。

普通の時




 「お気に入り」や「検索」なんかをクリックするとこんな感じ。サイドバーもメインバーも枠はピクセル数ではなく画面あたりのパーセンテージで決まるので、両方ともほっそり。

お気に入り登場




 で、この「お気に入り」とかの範囲を、右にぐーっと広げていきます。すると、

メインバー脱落!


 メインバーが消えてしまいました!


 とかおもったらサイドバーの下にいました。

こんなところに!




 まあ、画面をこんなふうにして見るような人はいないと思いますが、やっぱり気になります。

「他のブログはどうなんだろ?」

 と、ブログめぐりをしたのですが、どうもこの現象はseesaaのブログだけに起こるようです。また、seesaaのブログでも起こるブログと起きないブログが有るようです。うーん、なんなんだろ。解決法を知っている方は教えてください、お願い!


posted by 西中島南方 at 20:41 | Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

大久保と井川。海外移籍について。

 昨日で今年の仕事はすべて終了。のんびりテレビでも見ようかね、なんて思っていましたが、やっぱり年末は面白くない番組ばっかりでボーっとしてます。

 折角高校サッカーの季節なのに扱いは小さいですし。磯貝、本山、柳沢、大久保、平山みたいな強烈な個が無いと、扱いづらいのは判りますが、もう少し見てみたいなとおもってます。


 何度も書きますが、関西はサッカー不毛の地だったりします。スポーツ新聞のヒエラルキーでいうと。

1位 阪神(ダントツ)

2位 セリーグ
3位 競馬(野球がシーズンオフで開催日前日なら一面は大抵こっち)
4位 パリーグ
5位 メジャー
6位 海外サッカー
7位 国内サッカー

 という感じかな。小野が足を痛めても、星野さんがなにか爆弾発言をすると一面は星野さんです。スポーツ新聞各誌の関西板でも「阪神」と「野球」は別カテゴリーだったり、とにかく阪神至上主義なのです(参考までに、日刊スポーツなにわWEBスポニチOSAKA)


 で、このところ関西では連日井川のメジャー移籍話が大きく報道されています。ほぼ毎日その話題です。

12月29日

阪神・新旧社長タッグで井川説得目指す

12月30日

井川HPで心境を吐露「今が挑戦する時」


 今回の件に留まらず、日本のプロ野球からメジャーへ挑戦する事を、多くの野球ファンが「海外流出」と捉えています。


 ところがサッカーではJリーグから海外、とりわけ欧州リーグへ移籍するという話が有っても、反対意見など殆ど無く、むしろ「行って来い!」と暖かく見送ることが慣例化しています。

 両方ともチームの主力が抜けてしまうのですから、痛手になるのは同じことなのに、どうしてこんなに雰囲気が違うのでしょう。


 ひとつに歴史の違いが有るように感じます。プロ野球は半世紀近くも、鎖国のような状態が続いていました(実力が無かったということもありますが)

 もちろんマッシー村上氏のような例外もいましたが、日本のプロ野球選手が海外に出る、なんてことは基本的に「想定外」だったわけです。野茂がメジャー挑戦を口にした際の混乱振りが、それを裏付けているように感じます。

 今ではポスティング制度などメジャーへの道が徐々に整備されていますが、それでも「挑戦」がスムースに実現されることはまれです。


 サッカーの場合は、アマチュア時代から、常に「世界」を意識してきた背景が有ります。オリンピック、W杯など国際試合が多く、否応無く世界との差を思い知らされてきた歴史があるのです。

 クラマー氏などを招聘し、数多くの外国人選手を招く。日本サッカーを「世界」と対抗しうるレベルに引き上げる為にはその「世界」と積極的に接している必要が有りました。

 プロ化してからはこうした意識がより強いものになりました。いくら国内でよい成績をあげても、海外で通用しなければ、観客動員に影響が出ます。逆にそういう選手を輩出すればスタジアムに来る人の数はおのずと増加します。

 野球と同様今まで選手のレベルが低かった為、外国への移籍は奥寺氏の登場を待たなくてはいけませんでしたが、元々世界に対してオープンな土壌がある訳です。


 また、それと関連付けられるのですが、「代表」に対する意識の差も、このギャップを生んでいる原因ではと考えます。

 国際試合の多いサッカーでは、クラブよりも代表が優先されます。例えばどこかのクラブチームの主力が海外移籍をする、ということになった場合。クラブチームにとってはマイナスになっても、代表という大きな枠組みで見た時には(移籍によるレベルアップが見込める為)プラスになるわけです。

 その意識がクラブチームの運営に携わる人間にまで行き渡っている為、海外移籍を容認できる素地が出来ているのです。


 ところが野球の場合、優先権は各球団が持っています。例えそれがオリンピックであっても、シーズンを中断するなどもってのほかなわけです。ここで重要視されるのはあくまで国内での興行であって、極端な話日本野球のレベルは二の次なのです。

 仮にメジャーに移籍しても、今の状態では代表に参加することが出来ません。そうなってくると、海外移籍は単純に戦力ダウンしてしまうだけではなく、日本のプロ野球ファンの意識がメジャーに移ってしまうなど、球団にとってマイナスの効果しかないのです。

 世界レベルでみると、野球というスポーツはまだまだマイナーなスポーツですし、一概に日本球界だけが悪いというわけではないのですが、選手の「自分自身のレベルを引き上げたい」という意識は競技者として当然の欲求です。出来ることならそうした意識が、もっと素直に満たされるプロ野球であってほしいと思います。


posted by 西中島南方 at 14:45 | Comment(4) | TrackBack(2) | その他スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Wed 29 Dec 2004

大森健作ヴォルティス入団。 〜四国のスポーツシーン〜

 以前から心配していた大森選手ですが、fromthemorningさんの記事によると、来期J2への参加が決まった徳島ヴォルティスへの入団が決定したようです。

 彼自身四国(愛媛)出身ということで、四国初のプロサッカーチームに入団する事に強い思い入れがあるようです。彼のファンサイトである健作研究室に、メッセージが届いています。


 四国といえば、最近までプロスポーツ不毛の土地というイメージが有りましたが、近年になって、野球界からは元西武の石毛氏が発起人となった「四国独立リーグ」構想、サッカー界ではヴォルティスのJ参加と、今までにない活発な動きが見られるようになりました。

 元々アマチュアスポーツでは、池田、明徳義塾など高校野球の名門があり、決してスポーツ熱の低い地域では有りませんでした。そこへ松山の坊ちゃんスタジアム、香川のオリーブスタジアム、高知の春野陸上競技場など、プロの公式戦に耐えうる施設が次々と整備され、これらの運動を誘発させることになりました。


 まだ経済的な問題が残っていますし、なにより今までにない試みですので、これらの運動が成功するかどうかは判りません、しかし

「俺達の町にはプロチームがあるんだ」

 と、胸を張って言える喜びは、それらの不安を払拭して尚余るものが有ります。

 また、地域密着型の経営により、既存のプロ野球の球団が入り込めないような小さな規模の都市圏で、スポーツ文化を根付かせる事は、Jリーグの理念とも合致します。徳島ヴォルティスに与えられた役割は、非常に大きなものなのです。


 大森選手にかかる地元サポーターの期待は、決して低いものではないでしょう。彼が活躍すれば、ヴォルティスが新潟や仙台のような人気チームになる可能性は俄然高まってきます。

 セレッソでは怪我などもあり満足なプレーが出来ませんでしたが、本来のプレーが出来れば、きっとその期待に応えられるはずです。


posted by 西中島南方 at 21:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | その他サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ジルマールの思い出。

 私が最初にサッカーの試合を生観戦したのは、雨の長居第二競技場での柏レイソル戦でした。柏にミューレルがいた頃です。

 その後結婚することになる彼女と、二人で傘をさして(その時は観戦マナーが全然なっていなかった!)肌寒い芝生席での観戦。その試合のお目当ては、一人のゴールキーパーでした。

「ほら、あれがジルマールいう、ブラジル代表のすごいゴールキーパーやで」

 極東の小さな島国の、そのまた片隅の小さなスタジアムに、アメリカでW杯を掲げた男がいました。

 しかし試合では雨でスリッピーになった芝に悪戦苦闘。ボールを2度もファンブルしてしまいました。

「ほんまにすごいのん?」

 と、いぶかしげに見る彼女に、返す言葉も無かったのを覚えています。


 しかし、その後の試合では、さすがセレソンと思わせるプレーで、私達を喜ばせてくれました。一試合に一回は「ジルマールでなければやられていた」というシュートを止めてくれました。


 引退試合が鹿島の優勝がかかった試合であったため、満足なステージを用意できなかったのは残念でしたが、カタコトの日本語で、精一杯サポーターへの感謝を伝えていました。


 引退後にはブラジルで代理人として活動しているジルマール。今回の外国人選手獲得では本当に尽力してくれているようです。ボランチ、サイド、センターバック。セレッソのウィークポイントに3人の選手を選りすぐってくれました。

ジルマール

 
デイリースポーツ

C大阪 クアドロスを獲得

 J1のC大阪が、ブラジル・クルゼイロのDFブルーノ・クアドロス(27)を獲得することが28日、決定的になった。大筋で合意しており、年明けにも発表される。

(中略)

また、ブラジル・コリンチャンスのMFファビーニョ(24)の獲得もほぼ決まった。


 ファビーニョの評価はブラジルでも高いらしく、日本への移籍は驚きをもって伝えられたそうです。もしジルマールが彼の代理人でなければ、この移籍は実現しなかったかもしれません。


 かつてセレッソのゴールマウスを、その鋭い反射で堅守してくれたジルマール。彼がこれだけセレッソを愛してくれていた事に、心から感謝です。


posted by 西中島南方 at 12:50 | Comment(0) | TrackBack(1) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

テンプレ変更。

 ちょっとゴミゴミしてきたので、テンプレをカスタマイズしてみました。つってもホワイトの色を変えて画像をぶち込んだだけなのですが。ちょっとだけセレッソのブログって感じになったかな。

「こんなテンプレ見てられんわ、こっちの使え!」

 という奇特な方がおられましたらメール下さい。

 ところで

さっきからOfficialにいる吉田さんって なに?


posted by 西中島南方 at 01:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Tue 28 Dec 2004

鼻血が出そうな新布陣。

 来年の事を言うと鬼が笑うといいますが、あえてしましょう、来期の布陣予想。


 黒部の加入が決定し(サンガサポの皆さん、必ず返却いたしますので。今はどうかご勘弁を)ゼ・カルロス、ファビーニョも秒読み状態。大分からは山崎というユーティリティプレーヤーが入団しました。さらにセレッソ期待の新人江添くんがミキティの甘い誘惑に負けずにやってきてくれました。

 全員が大当たり。とはなかなかいかないでしょうが、開幕戦のスタメンは監督の理想が一番出るものですから、予想というより「小林監督はこういうオーダーでいきたいのでは」という読みみたいなもんですね。


 ということで、西中島が予想する来期開幕戦オーダーです。

セレッソ大阪2005年バージョン


2005 type4-4-2


 小林監督の嗜好からすると4バックでいく可能性が高いでしょう。メンバーは流動的ではありますが、そこは競争が激しくなると、いいように解釈しましょう。酒本、古橋らがファビーニョをサポートすれば、ワンボランチもそれほど怖くないかと。


 で、この布陣には実は「裏バージョン」というのがあるのですよ。

 ゼ・カルロスはジルマールのサイトにある動画を見る限りかなり攻撃が好きなプレーヤー。左サイドが上がりっぱなしだと危なくない?という気になるでしょう?

 そこでキーになるのは右サイドの山崎(または下村)ゼ・カルロスを上げて残った3人のラインをそのまま左にずらしてみましょう。すると…。

2005 type3-5-2


 ね?見事な3-5-2になったでしょ!選手交代をすること無く(無駄なカードを切ること無く)フォーメーションが自由自在。相手がサイドを突くチームなら4-4-2。ポスト系FWで押してくるチームには3-5-2。時間帯にあわせて使い分けてもいいでしょう、相手の混乱を誘発するかも知れません。


−想像してみてください。ファビーニョを起点にアキ、黒部、モリシ、古橋、酒本、ゼ・カルロスが一斉に動き出す様を!−


−想像してみてください。恐れおののき引きこもる相手DF陣を、ゼ・カルロス、古橋のミドルが切り裂いていく様を!!−


−想像してみてください。江添、ファビーニョのラインを破れず四苦八苦する相手を見て「去年はダブルボロンチとか言ってたのにな」と懐かしささえ感じているアナタ自身を!!!−


 鬼に笑われたっていいじゃないですか、来シーズンの最後にみんなで笑うことができれば。


posted by 西中島南方 at 20:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

選手のプライド、移籍事情。

日刊スポーツ

京都FW黒部がC大阪移籍、1年レンタル

 京都の元日本代表FW黒部光昭(26)がC大阪に移籍することが27日、決定した。


日刊スポーツなにわWEB

C大阪がゼ・カルロス獲りへ

 C大阪がブラジル・コリンチャンスの左サイドバック、ゼ・カルロス(24)の獲得に乗り出していることが27日、分かった。

(中略)

ボランチでは同クラブのファビーニョ(24)と交渉中。


 水面下で動いていた移籍話が一気に姿をあらわしましたね。ファビーニョもオファーの内容に満足しているようなので、上手くいけば主力級が一気に3人入団ということになります。

 黒部については以前「黒部獲得へ 悲しみの連鎖。」という記事でも書いていますが、正直複雑な気分です。一方で黒部を獲り、もう一方でアキに残留を要求する。チームとしては当然の行動なんですが…。


 他のクラブでも移籍話はいろいろあるようなのですが、今朝一番驚いたのはこれ。

スポニチアネックス

浦和・山瀬が移籍志願

浦和MF山瀬が移籍希望を申し入れたことが明らかになった。

(中略)

自分がいないときに結果が出た。チームの中での自分の位置づけ、存在意識に疑問を感じている。

(中略)

トップ下を探している神戸、名古屋、小笠原の移籍の可能性がある鹿島、札幌時代の指揮官・岡田監督のいる横浜が候補になりそうだ。


 浦和としては攻撃陣の中で穴らしい穴といえばトップ下。山田が急造で入ったものの、他に候補といえば長谷部ぐらい、山瀬に出られると辛い所だと思います。

 移籍先にショックを受けたレッズサポも多いはず。よりによって横浜Mの名前が入っています。スポーツ報知の記事では横浜一本に絞られているような様子ですし、もし本当に横浜なら、浦和対横浜Mのカードはさらに遺恨試合になってしまいそう。

 ただ山瀬自身がそれを一番判っているはずで、それでもチームを出る、というのは「自分は試合に出さえすればもっとやれるんだ」という自信があるからなのでしょう。東京Vの三浦淳も同じ気持ちなんだと思います。

 無理にそういった感情を持っている選手を引きとめたところで、今までのようにチームにフィットするかといえば疑問ですし。気持ちが固まってしまった時点で動き出しても、もう手遅れなのかも。


 アキ関連の続報は未だに有りませんが、今アキがどう思っているのか、知りたいと思っているサポーターは多いはず。もしアキもそうであるなら、素直に送り出すべきなのかもしれません。もちろん、そうならない事を心から願ってはいますが。



posted by 西中島南方 at 12:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Mon 27 Dec 2004

岡田武史と山本昌邦。

 23日の忘年会の時に「話のタネになれば」と講談社から出ている「FOOTBALL NIPPON」の冬号を買っていたのですが、話が思いのほかはずんでしまって、今の今になって読みだしている次第です。

ジーコは関係ないです。


 冬号という事で、各カテゴリーの監督、川渕キャプテン、FIFA会長プラッター氏などへの今年の総括という切り口でのインタビューが続き、かなり濃めの一冊です。


 その中で特に目を引いたのが横浜Mの岡田武史監督と、磐田の山本昌邦監督へのインタビュー。

 両者ともカテゴリーこそ違えど、代表監督の経験者という点で共通しているのですが、クラブチームの監督としての経験値はまるで違います。両者の受け答えの端々からその経験の差が垣間見えてなかなか面白いです。両者の記事に(ページ間の)距離が有るのは比較されまいとする講談社の配慮かも。

 とても全文は書ききれないのですが、岡田監督の札幌、横浜Mでの体験や、それとどう向き合ってきたかというコメントには、「経験者」の苦労と、それをプラスのエネルギーに変えようとしてきた男の苦悩がにじみ出ています。

こころを入れ替えたからといって、急に運はついてこない。でも、そこで逃げたり投げたりしたら、今から上に向いていくな、という感覚はつかめない。

正解のないことをたった一人で全責任を負って決断するということ。これは怖いよ。


 一方クラブチーム監督としてスタートを切ったばかりの山本監督。こちらは終始明るく、全体的に「もうプランは出来ているんだぞ」という自信が伺えます。もともと磐田と深く関わってきた人ですから、選手の把握といった部分でも不安は少ないのでしょう。

ここのベテランはかなり経験があるんで、もう一回体作りからしっかり磨き上げていけば、また輝きを十分取り戻せると思っています。

常に人が動いて、動いて空いたスペースに次の人が出てきて、そうなる事でパスの質が落ちないような、高いレベルのものを目指しています。それは、簡単に言うと、世界基準ということになると思います。


 うん、強気強気。


 個人的には今いる日本人指導者の中で、岡田監督の能力はかなり傑出しているように感じています。J2の小さなチームでも、J1のビッグクラブでも、制限のある中で見事にノルマをクリアしていった手腕は、もっと評価されるべきだと思っています。

 確かに山本監督も、素晴らしい指導者としての要素はあると思います、しかしまだ彼自身が「原石」の状態。したい事があってもやった事が無い。その経験からまだ何も得ていない。そういった印象をもっています。コメントの終わりがほぼ全て「〜だと思います」なのはその表れでは?というのはあまりに揚げ足取りでしょうか。


 日本には、岡田監督のような、高い理想を持ち、そこに行き着くための道筋を選手に示す事が出来る指導者が、もっと必要だと感じています。

 別に全ての指導者が岡田武史的なコーチングをしろ、というわけでは有りません。アプローチはどんなものでも構わないのです。現実に妥協する事無く理想を追う人物であれば、結果はいづれついてくるはずです。


 今回岡田監督と山本監督を比較したのは山本氏を卑下するためでは有りません。二人を対比させることによって、 山本監督の指導者としての方向性が垣間見えるのでは、と思っての事です。

 山本監督がクラブチームでも結果を出せば、新しい日本サッカーの財産になります。山本監督は、その財産になる為に必要な、情熱と知識が有るのです。

道程は平坦ではないですが、いつか、山本昌邦という人物が光り輝く存在となる事を願っています。


posted by 西中島南方 at 22:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | その他サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

コネクション。

日刊スポーツ

大分DF山崎がC大阪完全移籍

 J1のC大阪は27日、大分からDF山崎哲也(26)を完全移籍で獲得したと発表した。山崎は静岡学園から山形入りし、その後大分でプレーしていた。1対1に強いディフェンダー。


 小林さんラインで山崎選手が来てくれました。プロフィールはこちらスピードが有り1対1に強く、右サイドも出来る器用な選手だそうです。

 チームの今の現状を見ると、DFは一枚でも多くほしいわけで、その意味では評価できる補強だったのでは。見てみないことにはなんとも言えませんが。


 またブラジルではジルマールオススメ選手としてファビーニョがリストアップされているとか。細かいプロフィールはこちら、ゼ・カルロス同様動画付きで親切設計です。

 なんでも名門コリンチャンスの中盤の核になっている選手で、でかい、上手い、速い、申し分ないというか本当に来てくれるんですかレベルの選手らしいです。


 こうしてみると、サッカーもコネと縁みたいなものが大事なんだなと思いますね。特にジルマールなんて、セレッソにいた事を忘れていてもおかしくないくらいの選手だったのに、いろいろと世話をしてもらってるし。

 選手が例え移籍を考えていても、全然つながりの無いチームのオファーは二の足を踏むはず。そこに「このチームはこんな感じだよ」と教えてくれる人間がいれば、随分違ってきますよね。

 多少他のオファーより条件が良くなくても、やっぱり知っているクラブ優先になるでしょう。嘉人もそうだったし、江添君もそうだし、今回の山崎やファビーニョだってそうです。


 それを考えると、セレッソは意外とそうした繋がりの多いチームのように感じます。ノさんやユンさんなんかも絶対引退後も韓国サッカー界に顔の利く存在になるでしょうしね。

 またそうした義理人情でセレッソに来てくれるというのはとても嬉しいです。それだけ選手にとって魅力の有るチームでいるのだと感じますから。

 移籍補強の類の話はもう少し続く事でしょうけれど、来年は安心して試合が見られるような戦いをしてほしいし、そのための補強は惜しみなくして頂きたいです。


posted by 西中島南方 at 13:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする