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Tue 16 Nov 2004

嘉人は疫病神か?

「大久保がいるとチームバランスが崩れる」

「大久保が入ってから逆転された」

 なんていう書き込みをよく目にするようになりました。実際大久保のプレースタイルは得点にからむ動き重視、ドリブル主体の為、1.5列目としてのプレッシングや攻撃の起点となる動きに乏しく、またチームプレーに参加する事もあまりありません。

 では本当に「大久保は疫病神」なのでしょうか?結論から言うと「部分的にはYes」これを数字で解説しましょう。


 まずセレッソの現在の成績は4勝16敗7分、得点37、失点61。最下位に甘んじています。この27試合中大久保が出場した試合は先発、途中出場合わせて19試合あります。出場していない8試合のうち4試合はオリンピック代表召集等によるもの、残りの4試合はカードによる出場停止です。

 まず出場していない試合(8試合)の成績

試合   8
勝     1
負     5
分     2
勝ち点  5

得点 12
失点 19

一試合あたりの得点 1.50
一試合あたりの失点 2.37
勝ち点/試合数 0.62


 次に出場した試合(19試合)

試合   19
勝     3
負    11
分     5
勝ち点  14

得点 24
失点 39

一試合あたりの得点 1.26
一試合あたりの失点 2.05
勝ち点/試合数 0.74


 そして大久保が得点した試合(8試合)

試合   8
勝     2
負     4
分     2
勝ち点  8

得点 16(うち大久保13)
失点 20

一試合あたりの得点 2.00
一試合あたりの失点 2.50
勝ち点/試合数 1.00


 最後に大久保が出場して無得点だった試合(11試合)

試合   11
勝     1
負     7
分     3
勝ち点  6

得点 10
失点 21

一試合あたりの得点 0.90
一試合あたりの失点 1.90
勝ち点/試合数 0.54


 こうしてみるとチームの大久保に依存した状態がよく分かります。大久保が出場した試合では勝ち点/試合数が0.74なのに対し、出場しなかった試合は0.62に下がります。

 そして興味深いのは、大久保が得点した試合のそれが1.00なのに対し、封じられた試合は0.54と4パターンのうち最も低い数値である事。つまり大久保が機能しているかどうかで、チームの好不調が分かれてしまうのです。

 それ故、必然として大久保には厳しいマークがつくことになります。イエローカードは9枚、レッドカードが2枚、これは大久保の気質だけの問題ではありません(もちろん彼自身が真摯にしていれば避けられたカードも多々有りますが)


 冒頭で「部分的にはYes」としたのは、大久保がチームにいる場合、セレッソの攻撃を無力化する方法が明白で、相手が組し易い為です。チームで一番スタミナと集中力の有る選手を大久保にベッタリと張り付かせていれば、かなりの確立で自滅するのです。

 ですが大久保がいる試合、得点を上げた試合の方が、いない試合よりも勝ち点を取る確立が高いのも事実。ですから全くの「疫病神」というわけでは有りません。その為「部分的に」という表現を使いました。


 以前レッズサポーターの妖星さんが述べられていた「大久保は諸刃の刃」という表現が実に的を射ている事が、数字にしてはっきりと証明される形となりました。しかしそれは大久保に依存しているチーム体質にも大きな問題があるという事でもあります。

 残り3試合、入れ替え戦を視野に入れるなら5試合、この体質を改善するにはあまりにも時間が有りません。大久保の刃が敵にのみ向かう事を祈るばかりです。


posted by 西中島南方 at 13:44 | Comment(2) | TrackBack(2) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Mon 15 Nov 2004

社長を質に入れても買え!!

日刊スポーツ

市原イビチャ・オシム監督(63)が14日、今季限りでの辞任を示唆した。北海道・室蘭で行われた
天皇杯4回戦の札幌戦に1−2とVゴール負け。試合後の会見で「チームから
続投要請されているようですが」と来季去就を聞かれ、「このような試合を見せられ、来季の指揮を
執ることに首を横に振らざるを得ない。心臓がもちません」と答えた。今季限りで退任する意向を示した。


 神様、仏様、オシム様。お願いでございます。ここにセレッソという貴方を必要としているチームがございます。

 貴方の「走りまわり、盛んなポジションチェンジを繰り返す攻撃サッカー」とは程遠いサッカーをしていますが、それ故貴方のサッカーが効果的に発揮されるはずです。

 お願いです。このチームを助けてください!お願いします!!




あと阿部くんとか来ると嬉しいです。
posted by 西中島南方 at 19:51 | Comment(2) | TrackBack(0) | その他サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

笑えないけどさ…。

 ちょっとへんな写真だったので加工。


「このようなパフォーマンスでスペイン行きとは片腹痛いわ」
とあざけるザスパイレブン
posted by 西中島南方 at 19:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツお笑い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

横断幕進捗連絡03

 横断幕の自作はちょっと無理っぽいので、印刷所に頼むことにしました。1.2m×3mのサイズです。少し小さいですけれど、財布と相談した上での事ですので、ご勘弁下さい。メッセージは一番得票が多かった「俺達の誇り大久保嘉人」でいきます。

 で、試合後、球団事務所に横断幕を持っていく旨メールしておきました。もしダメでも職員の方になんとしても預かってもらいます。

 でも何もメッセージをつけないのもなんなので、横断幕の裏にメッセージを書き込んでもらいたいな、と思っています。もしご希望の方は試合終了後にメインスタンド裏のロビー像の前で、マジックなど筆記用具を持ってお待ちください。


 なんかこの頃の大久保の浮かれ具合を見ていると、本当に横断幕いるのかな、などと疑問に思うことも有るのですが、あの調子だとクーペル監督と絶対何かやらかしそうなので、そういう時の心の支えになったらいいなと考えています。
posted by 西中島南方 at 12:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今ごろ何を…。

 昨日の試合後に小林監督がフロントと会談し、入れ替え戦絶対回避の姿勢をやめて、入れ替え戦も視野に入れた上での残留に理解を求めたらしいです。

 いまどきセレッソの監督になろうなんて人はいないでしょうし、そんな人にどれだけの能力が有るのか分かりませんし、能力が有ったとしても時間なんて殆ど無いわけで、フロントとしては小林監督に任せるほかは無いでしょう。


 ただ、今確実に言える事といえば、勝ち方を知っているJ23位のチームと、負け癖のついたJ1最下位のチームとでは確実にJ2のチームの方が優位だということ。磐田戦のようなモチベーション、コンディションをコンスタントに維持できるようにしないと、降格どろか来年はJ2の中位あたりをさまよう事になりかねません。


 今年はセレッソというチームが出来てから、最も悪い一年であったように思います。3年前の降格の際には、弱いけれどもベストを尽くそうという姿勢が有ったように覚えていますが、今年はそういう危機意識が伝わってきません。負けてヘラヘラ、練習もダラダラ、移籍してきた選手もすぐにぬるま湯につかってしまいます。


 サポーターがベストのサポーティングをしているのか、と言われれば、それは「NO」かもしれません。もっといい応援方法があったかも知れません。でもチームには、どんなに弱くてもチケット代を払って足を運び、手拍子をし、声を出しているサポーター達に応えなくてはならないプロとしての義務が有ったはずです。貴方達はプロなんです。サッカーで生活をする人間なんです。もう一度原点を見つめなおしてください。
posted by 西中島南方 at 12:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

狼里ちゃん待望論。

 この暗い雰囲気を払拭する為には明るいキャラクターの人が必要かなと、その意味ではバーチャルネットサポーター・狼里ちゃん8歳は適任ではないでしょうか。こんな寂しい日には狼里ちゃんの暖かさに和む事にしませんか?

狼里ちゃんへ
 プレゼントというか、狼里ちゃんをモチーフにしたもっと多くの人にスタジアムに来てほしいという画像を作りました。セレッソの試合前日なんかに張っておこうかなと思っています。お気に召されたでしょうか?

posted by 西中島南方 at 01:20 | Comment(1) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Sun 14 Nov 2004

悲しくて、一人流離う。

 基本的に、セレサポは他のサポーターより牧歌的、悪く言うと「ぬるい」だから多少失敗したって、「次ミスすんなよ」くらいで、あまり過激な中傷はしません。西中島もひどい時以外は、極力避けてきたつもりです。サッカー選手だって人間、完璧なんて有りませんから。

 でも、今日は違います。みんな殺気だっています。何度叫んでも想いが届かないから、いくら我慢したって、それが選手を増長させるだけだって気がついたから…。

cerezoblogのcrz#6さん、ブログ立ち上げたばっかりの西中島にコメントをくれた気さくな人です。

お金を無駄遣いしてしまった。¥1.5k-あれば酒買うとか、エロDVDとか、キョートにでも遊びに行く(あ、電車賃だけか)とかいろいろできるのに…………
こないだの磐田戦がよかったとか言うてた人がいっぱいいたはったけど、どのへんがよかったのかさっぱりわからんかった。
ま、ド腐れチームが早めに敗退して天皇杯のレベルをさげへんのが唯一の朗報です。


結果書き忘れた。 [CRZ 1 - 2 温泉]


Cerezo Weblog +αのチカさん、いつもは優しい文章が綴られている暖かいブログです。

もうJ2に落ちていいよ。
enjoy soccer=enjoy life!さんに↑同じような台詞が書いてて驚きました(笑)


昨日の柏さんと違って本日のセレッソはベストメンバーだったんですよね。(嘉人は途中交代でしたが)
それが余計に情けねぇ。

近くにいた5歳くらいの少女に試合終了後「もうい〜わ!もういらん!!」って言われてるぞ、おまいら。
恥を知れって。

個人的に思うんですが、天皇杯やる意味あんの?
ベストメンバーで臨んで負けるセレッソは論外として、市原、柏なんかはリーグ戦一本に絞った感がするんですよねぇ
(ん?市原ってまだ優勝の可能性あった?セレッソ以外のJの試合はほとんど見んのでよくわからん)
なんかナビスコと違ってあんまり本気度が少ないというか。
やる時期も悪いような気がするが。


enjoy soccer=enjoy life!のちえこさん。活気のある、生きた文章を書く方ですが、今日は

早くJ2に落ちろよ


の一言だけでした。

Way of thinking +のkeenさん、ポップで楽しいブログを作られています。
知らん

勝手に負けとけ
来年全員解雇でいいよ






天皇杯終わりました

なんかもう、J1に残留しても仕方ないな
フルメンバーで嘉人まで出ててJFLに負けるなんて

もう何もしなくていいよ
そのまま落ちとけ

来年、ヴォルテス徳島あたりでも応援しときますわ


りんでんばうむさん…。

おまえら草津までランニングして帰って来い。

小島がすごかったことは認めるが。つか、セレッソに来ないか?


 誤解してほしくないのですが、皆さんいつもセレッソに対して、西中島以上の情熱と愛情がこもった記事を書かれる方たちです。敗戦の後も、ここをこうすればどうか。今日はだれそれが良かった、収穫だった。と真摯にサッカーと向き合っている人たちです。

 今日この日がどれほど多くのセレサポにとってつらい一日だったかを、球団の方たちは考えてくれているのでしょうか?選手達は気がついてくれるのでしょうか?この頃いつもセレッソの事を書くたびに疑問符ばかりが付きまといます。どうしてこうなったの?なぜここから抜け出そうとがんばらないの?答えが返ってこないのは判っているのですけれど、それでも、問わずにいられないのです。


posted by 西中島南方 at 20:33 | Comment(5) | TrackBack(1) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

C大阪1VS2ザスパ草津 煮え湯でも飲んどけ。

 今年のセレッソが凝縮されたようなゲームでした。かみ合わないパスワーク、先制点後の油断、混乱状態の中でねじ込まれた逆転弾…。

 試合後、バックスタンドのサポーターの間には「怒り」も無く、「ああ、またか」という、なにか達観してしまったような空気が漂っていました。

ぬるま湯セレッソ


 より落胆を深めたのは、柏とは違い、先発に今組めるベストメンバーで臨んで負けてしまったことです。メンバーは下記の通り。

草津戦フォーメーション


 3トップは両翼に広がる形ではなく、攻める際には古橋が少し下がりボールを受けていました。左サイドは下村が積極的に上がり、苔口はいつもより攻撃的でした。ただゴール前で右足に持ち帰る悪癖はそのまま。

 右サイドは千葉、布部、酒本が異次元空間を形成、ここにボールが入ると、必ずロストしてしまうというバミューダトライアングルになっていました。酒本は比較的がんばってサイドをえぐろうとするのですが、孤立していて先制点の基点になった時以外は芳しくない状態が続きました。

 何と言っても悲しかったのが、布部と濱田にボールが入ると、草津が「今だ!」とばかりにプレッシャーをかけて、攻撃のディレイに成功していたこと。特にサイドに流れた時などはすぐに戻して逆サイドに展開すればいいものを、まんまと押し込まれていました。

 布部は持ってダメ、ポジショニングダメ、パス意味不明と良い所無し。これなら下村を上げて斉藤をストッパーにしたほうが安定していたでしょう。平然とDFラインに吸収されてはゴール前に危険なスペースを作っていました。

 また、途中から西澤に替わって入った大久保は「気分はスペイン」モード、アグレッシブさ、泥臭さが無く、怪我を恐れてか淡白なプレーが目立ちました。


「格下に油断していた」

「試合前半のチャンスを逃し、リズムに乗れなかった」

「選手交代でマークがはっきりせず失点してしまった」

「同点に追いつかれ、気持ちの整理がつかないまま逆転されてしまった」

「今日の悪かった点を修正してリーグ戦に臨みたい」

 まだ何も聞いてはいませんが、小林監督のコメントはこんなところでしょう。いつもステレオタイプのコメントしか頂けませんが、いつになったら悪い点を修正できるのでしょう?せめて入れ替え戦前までにして下さい。


posted by 西中島南方 at 16:14 | Comment(1) | TrackBack(3) | 観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

土曜の夜は嘉人づくし。

 マジョルカ移籍で俄然注目度が増した嘉人。今日は0時から「スーパーサッカー」0時45分から「すぽると!」と立て続けに特集が組まれています。

 別れ際になって感傷的なところに露出が増えると、とてもつらいですね。嘉人がもう気持ちがスペインに向かっているからか、晴々とした表情なのが、余計に悲しいかな。

 マジョルカからもユニフォームをもらったようで早速試着していましたね。今はまだ本当にフィットしていませんでしたけれど、試合を重ねるうちに、得点を決めるごとに、その姿が当たり前のものになっていくのだと思います。


 セレッソのことはもう忘れちゃったのかな、と思っていましたけれど「すぽると!」では「残り3戦全勝します」と言ってくれたので、少し嬉しかったです。もうイライラした嘉人は見たくありません。どんな形でもいいから残留を決めてほしいです。そしてその中心に嘉人がいれば、それ以上に嬉しい事はありません。


 セレッソでのチーム残留、代表でのゴール、そしてマジョルカでの活躍と実にいろいろな事を要求されてたいへんだと思います。練習後もファンへの応対も人数が半端ではないようですし…。でもそれらを乗り越えていける選手だと思うからこそ、西中島は大久保嘉人という男のファンなのです。
posted by 西中島南方 at 01:36 | Comment(0) | TrackBack(1) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Sat 13 Nov 2004

ザスパ草津戦戦前予想 勝ち癖をつけろ!!

 柏が負けました、JFLのチームに。確かに天皇杯を捨て、残留に全精力を傾けるという考えは否定しません。

 サポーターには不満が残るでしょうが、無理に戦って主力に怪我人が出たとしたら、きっとサポーターは「何故主力を出したんだ!」と声を荒げるでしょう。早野監督としてはぐっと我慢の時。

 ただセレッソとしては、この試合をしっかり勝っておきたいところ。それほど今のセレッソは勝ちから遠ざかっているからです。どうすればゲームの主導権を握れるのか?どうしたら点が取れるのか?どうしたらリードを守れるのか…。


 ザスパ草津も「ジャイアントキリング」に燃えています。籾谷、小川、宮川にとっては古巣にひとあわ吹かせたい気持ちも有るでしょうし、小島としても存在感を示したいところだと思います。

 草津サポーターも明日は町をあげての応援のようです。パブリックビューイングも有るとのこと。長居に駆けつけるサポーターの数は決して多くないでしょうが、彼等は彼等のプライドをかけて全力でザスパをサポートするでしょう。


 そうした全力の相手に慢心したセレッソは確実に勝利できるでしょうか?ちょっと不安を煽る記事になりましたが、他のチームと違い、セレッソにとってはこの試合はそれほど大切な試合だということです。
posted by 西中島南方 at 19:45 | Comment(1) | TrackBack(0) | セレッソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする